1958-06-27 第29回国会 衆議院 建設委員会 第3号
○菊池参考人 それでは、百三十四億の内訳をもう少し詳しく申し上げます。建設費が九十九億五千万、それから維持管理費が三億七千正五百万、調査費が一億、一般管理費が九億八千万、それから業務外支出、これはいろいろ債券発行に関する諸費とか、償還金とかいうものでありますが、それが十九億六千万であります。
○菊池参考人 それでは、百三十四億の内訳をもう少し詳しく申し上げます。建設費が九十九億五千万、それから維持管理費が三億七千正五百万、調査費が一億、一般管理費が九億八千万、それから業務外支出、これはいろいろ債券発行に関する諸費とか、償還金とかいうものでありますが、それが十九億六千万であります。
○菊池参考人 きょうは高津道路のお話と存じまして、その準備をいたしませんので、大へん失礼いたしました。三十三年度の公団全体の予算は百三十四億でございます。ただしこのほかに繰り越しがございますので、百六、七十億になっておるはずであります。そのうちで、われわれの方では名神高速道路と申しておりますが、中央道と、それから吹田—神戸間を合計いたしました分、名神高速道路関係が百三十四億の中の六十三億、その他のものが
○菊池参考人 値款のたな上げということでございますが、この件は、われわれにはまだしかとその事実はわかっておりませんので、何とも申し上げるものはないのでございます。なおたな上げと申しますか、またどうなるかということの調査段階であると思います。ですから、それの影響というほどのことは、ただいまのところは何とも申し上げられないと思います。今名古屋—神戸間をやっておりまするものの中には、一応そういうことを御当局
○菊池説明員 ある程度実測をいたしております。ただ地質調査、とかボーリングとか、そこまでは全部終っておりませんが、ある中心線に沿いまして実測はいたしました。
○菊池説明員 凍結の問題でございますが、私の見解では、すべらないようにする方法は、舗装の方ではないと思います。すべると思います。
○説明員(菊池明君) 調査いたしますればわかりまするとは思いますが、県のほう等で見ておるものもございますので、ちよつと時間を頂きますれば努力をいたします。
○説明員(菊池明君) 十年から十六年の沈下の量は幾らかというこの数字は、我々のほうでは毎年々々測定はいたしておりませんでしたので、この数字を的確に申上げることは今お答えできません。調べてみましても恐らくわからないと思うのでございますが、その間は、福岡県の管理に属しておりまして、その沈下の量を測定するところまでは建設省でじかにやつておりませんので、数字をお示しすることは恐らくできないと思います。ただ改修工事
○政府委員(菊池明君) 料金を取りますためにそういうことが起り得ることを予想いたしまして、徴收の方法につきましては十分研究いたしておりますが、まあ外国の例などでは、あの程度以上の場合にもそう停めないで渡して行くようなこともやつているようでございますから、只今の千台單位であればやれるものと思つております。
○政府委員(菊池明君) 止むを得ず取る。進んでそういうものを取るというわけではありません。通常といたしましては殆んどそういうものはありませんが、そういうものもあつてもいいと言つては悪いでしようが、普通はそういうものは取らないが、場合によつてはそういうものも取り得ると、例えばすでに問題になつております観光地等の道路ではしばしばそういうものもございますが、そういうことを予想しているわけでございます。
○政府委員(菊池明君) 只今局長から説明がありましたが、原則としてということと通常ということの法理上の解釈ということになりますと、ちよつと私も十分説明申上げかねますが、普通通れる道がある場合にやるのだが、ない場合も、通れない場合も全然取つてはいけないということではないというふうにやはり我々は解釈したいと思います。
○政府委員(菊池明君) これが施行になりましたら、建設省令をその線に沿いまして出すのでございますが、これは大体現行法と同じことでございまして、路線等のことをこれに入れることはないと思います。経過地点を置くとか申されますが、海を渡る場合は恐らくその前後の都市を挙げて示すわけであります。
○政府委員(菊池明君) 御参考までに申上げますが、あのああいう道路を考えました場合は、これは公共事業費、普通の国道とか府県道でやります公共事業費では、これは実行はできないと思います。どうしても会社なり或いはいわゆる公社ですか、そういう形式は、全然別途の財源を求めなければ、公共事業費ではこれは賄えないと思います。
○政府委員(菊池明君) 私からお答えいたします。新聞紙上に出ていることその通りでないことは御想像もつくかとも存じますが、今年度の予算に東京、神戸間の自動車道路の調査費を計上いたしまして、只今調査にかかつております。これはすぐに工事に着工いたすからというわけではございませんので、只今の交通要請から見まして将来必ずそういう時期が来るであろう、それには相当精細な調査も必要でありましようからというので調査費
○菊池政府委員 これはこの法案が通りましてから政令を出すわけでありまして、ただいま研究いたしておりますが、お目にかける程度にはまだなつておりません。われわれの気持は現在とあまりかわらないじやないかと思つております。
○菊池政府委員 今までやや苛酷と思われるようなこともあつたかと思いまするが、今度は当然将来工事が行われる予定になつているような箇所で、やはり占用したいというような場合、これはもうすぐ工事がありますよと言つても、しかしいろいろの関係でどうしてもやりたいというような場合、当然工事にかかることがきまつておりまても、まだ占用したいというような場合には、やはりやります際にそちらで負担してのけてくださいというような
○菊池政府委員 今申しました幅員はもちろん有効幅員で、その両側に五十センチ以上の余裕があるわけであります。ですから今申しましただけの鋪装は必ずあります。 それから半径の御質問でありますか、平地部で四百メートル、山地部で百五十メートル、特殊の箇所と申しますか、都市の中では百五十メートルというようなことを考えております。
○菊池政府委員 幅員、勾配の関係等は、標準といたしまして現在とあまりかわりません。むしろ山間部、平地部あるいは都市部とかの区分によつて制限をはつきりきめようというような線であります。それですから山間部は七メートル五十から六メートルに下げるということもあります。それからむしろ平地部では四間、七メートルくらいになるということで、現在よりもそう広くするというふうなことにはならぬと思います。それから勾配も現在
○菊池政府委員 道路法改正と関連はありまんが、今年度の予算を要求いたします際に、一応十五箇年計画を作成いたしまして、それで今年度予算の折衝をいたしたわけでございます。そのわくはきわめて大きいのでありまして、初めの五箇年分中の最初の年度が約五百億でございますので、大体その倍数をおかけ願えればわかる程度の数字でございます。ただ数字を申し上げても大きいなというだけに終りはしないかと思いますし、ただいまデータ
○政府委員(菊池明君) 只今庶務課長から申しましたように、まだ研究いたさなければなりませんが、そういうものは今きめようとは思つておりません。
○政府委員(菊池明君) 沿道の車はとらないということを申上げましだが、これは五條のどういう車かと言われますと、車の種類とは違うのでございまして、そういうものをこの政令で定める車の中に入れようという趣旨ではございませんので、これは車の種類、例えば消防用救急車、それから被疑者の逮捕のための車とか、そういつた車をここに掲げたつもりでおります。
○政府委員(菊池明君) 技術の面におきましても改良すべき点はたくさんあります。特に道路につきましては今日まで我が国では余り機械を使いませんでしたが、大いに機械化してやつて行かなければならん。それから戰争中幾らか技術は低下いたしまして、人間の質等の低下のために仕事の質も落ちました関係もありまするが、それは極力上げるようにしなければならん。それから機械化を促進しなければならんということでありまするが、何
○政府委員(菊池明君) 只今のは道路事業の内地の分についてだけの御質問でございますが、御承知のように今年度は舗装費、それから橋梁の整備費というものが著しく殖えておりまするから、仕事の量として直ちに比較することは相当困難なのでありまするが、この道路の改修関係だけについて申しますと、約三割ぐらい殖えておるのでありまして、これは値上りの関係から申しますと、殆んど事業量は変らないということになると思います。
○政府委員(菊池明君) 道路政策、或いは交通政策ということでございまするが、勿論無関係といいますか、そう没交渉でやつておるわけではございません。元来道路網は、道路法ができましてから国道、県道という名前をつけまして、もう完成した形でもつて描き上げて参つておりますので、それらの道路は殆んど昔からこれはあつた道路であります。御承知のように私から申上げるまでもなく、鉄道の発達がその間先行しまして、在来ありました
○政府委員(菊池明君) この法律では道路法による道路についてでございますので、東京・神戸間のごときは、これは純然たる自動車の專用道路になりますから、あの程度のものであれば別個の法律を御承知願えれば……。
○政府委員(菊池明君) 三條一号の「著しく利益を受ける」、これは主として現在非常な山路とか坂路があり、或いは橋がないとかいうような場合に、トンネルを造るとか、橋を造ることによつて、非常に上、下流の遠い橋を廻るとか、山坂を越えて行つているのに比べて利益を受けるようになるという意味でありますので、これは一つおわかりのことかと思いますが、この二の「余儀なくされるものでない」ということ、これは非常に選定に困難
○政府委員(菊池明君) 飽くまでもこの法案は過渡的と申しますか、道路の公共性を失うような方向には向かせたくないのでありまして、止むに止まれず当分の間はこうやつてでも惡いところをやつて行こうという趣旨でございまして、道路の公共性ということは今後といえども勿論堅持して行きたいと思つております。
○政府委員(菊池明君) 道路財源といたしまして、道路公債の途も開かれておるのでありますが、この問題はここ数年或いは十数年来道路公債によつて道路事業をやるということはなかなかできませんでした。それからガソリン税、目的税の問題もこれも十数年来いろいろ主張して参りましたが、なかなか実現の運びにも至りません。近年又その説は非常に強くなりまして、皆さんの御検討を煩わしておる点もあると思うのでありますが、財政当局
○政府委員(菊池明君) 橋梁、トンネル等によつて延長が短くなる、或いは勾配が緩になる、及び又鋪装をいたしまするので運転費は当然節減されるわけであります。そういうものを標準をとりまして計算をいたしまして、一キロ当りどれくらい減ずるかということは計算できまずから、そういうものをもにしましてやつております。
○政府委員(菊池明君) 前回大臣から大綱を説明申上げましたが、私からもう少しく敷衍いたしまして御説明いたします。 本法案は道路の改良が公共事業費のみによつては遅々として進まない、我が国の再建に非常に支障を来しておりますることを考えまして、別途有料の道路、橋梁を考えまして、道路整備を促進しようという趣旨でございます。いろいろ各條項につきましては御疑念の点もあるかと存じまするが、一応趣旨を、我々の考えておりまするところを
○菊池政府委員 新京浜国道は、実は公共事業費で今年までやつて参つたのであります。御承知のように、あれは幅員が二十三メートルないし二十五メートルでありまして、高速車道と緩速車道、歩道というふうな計画ができておるわけであります。ただいま完成いたしておりますのは、まん中の車道だけで、一部歩道もできておりますが、特に緩速車道の方は完成いたしておりません。それから非常に危険な平面交叉が二箇所ございます。それを
○菊池政府委員 建設大臣が有料道路を設けようとします場合には、あらかじめ道路管理者の意見を聞かなければならないことになつております。管理者の方ではその意見を出します前に、公共団体の議会に諮問する。また管理者の方でやります場合には、建設大臣の許可を受けることになつております。その場合にも地方公共団体の議会に諮問をいたしますので、十分その許可の際に監督はできると思つております。
○菊池政府委員 議題になつておりまする特定道路整備事業特別会計法案と一体になつております、道路整備特別措置法案の御説明を申し上げれば、その点がはつきりいたすと思いますので、一応それを御説明申し上げて、その上で箇所をどう選んだかということの御説明をいたしますが、御承知のようにただいま国及び地方公共団体の財政事情にかんがみまして、道路の整備を促進して交通の利便を増すということのために、一定の條件を備えた
○菊池政府委員 われわれの方では削除する意思はございません。
○菊池政府委員 三つの条件を兼ね備える場合であります。
○政府委員(菊池明君) そうでございますか、それじやもう一遍差上げます。ただこの際、この有料道路との関係について御説明申上げます。勿論この有料道路に取上げられますものは、この十五カ年計画なり五カ年計画には入つておるものと思いまするので、この有料道路の制度で取上げられますれば、五カ年計画というものは我々のほうで改めなきやならぬと思います。尤もこの五カ年計画或いは十五カ年計画と申しまするものは、勿論この
○政府委員(菊池明君) 只今議題になつておりまする特定道路整備事業特別会計法案と一体となつておりまする道路整備特別措置法案につきまして、制定の理由並びにその趣旨を簡單に御説明申上げます。 現下の国並びに地方公共団体の財政事情に鑑みまして、道路の整備を促進いたし、交通の利便を増進しますために、一定の要件を備えた道路を新設いたし、又これを改築をして、その道路から通行料金を徴收することができる途を開きまして
○菊池政府委員 これは歩く人からはとらないのであります。
○菊池政府委員 ただいま申し上げましたような方針でありまするが、これが全体の道路に適用されるということになりますと、これはもちろん弊害が生じます。仰せのような昔の足利時代みたいな道路になるおそれがあるということはもつともでありますが、先ほどもちよつと申しましたように、この三条では、ここにうたつてはございませんが、非常に経費が集中するようなもの、ですから工事費の非常にかさむようなものということと、それから
○菊池政府委員 道路は公共性を持つているものであつて、今日までの道路法でも、財政資金によつてこれを建設し、無料で通行するというのがどこの国においても普通の考え方であります。われわれもその方針が今後といえども原則であることは認めておりますし、理想であります。しかしながら、ただいまの財政資金、つまり総予算、それと公共事業費、それから道路事業費の額から考えまして、わが国の道路がこの程度で参りますのでは、とうていこれが
○菊池政府委員 金額はただいままだ研究中なのでございますが、大体キロ当り幾らというふうなきめ方で参りまして、逓減する方法をとるとか、いろいろ講じなければなりません。それからまた輸送面を扱つておられます方の輸送賃金等も考えなければなりませんから、もちろんただいま申し上げるものが結論であるとはお考え願いたくないのでありますが、たとえばかりに今考えておりますものは、橋梁等ではトラツク等一台で五百円くらいというところであります
○菊池政府委員 予算書に載つておりまする計画表に、一応箇所と初年度の金額が載つておりますが、これは各箇所ごとに何年間で完成するという計画を立てまして、——これは特別会計に入れられまする金額に応じてかわつて来るわけでありますが、ただいまのところ三年ないし四年でもつてやりたいという気持で、初年度十五億を計上しております。これを大体想定されまする自動車の交通量に応じまして、あるいはただいま大臣がおつしやいましたように